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スマートショッピングカートとは?日本ではどこで使われている?

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2020年くらいから、日本のニュースで耳にするようになった「スマートショッピングカート」をご存知ですか?

 

何ができるの?どこで使えるの?どういうシステム?など、疑問を解決すべく、スマートショッピングカートについてまとめてみました!

 

スマートショッピングカートって?

 

スマートショッピングカートとは、タブレット端末と、バーコードリーダーが装備されたキャッシュレス決済ができる買い物カートのことです。

 

 

日本では最近、トライアルホールディングス傘下のRetail AI(東京)が自社開発したセルフ機能付きのスマートショッピングカート、「レジカート」が話題になっています。

 

スマートショッピングカートはどこで使える?

 

レジカートと呼ばれるスマートショッピングカートについてご紹介したいとおもいます。

 

トライアルホールディングスが運営する、スーパートライアルを知ってますか?

 

福岡県を拠点に全国263店舗(2021年4月現在)展開をしてる生鮮食品から家電まで大きく揃う激安スーパーセンターです。

 

その「トライアル」が、現在日本で一番スマートショッピングカートを導入しているお店になります。

 

2018年2月にスーパートライアルアイランドシティ店(福岡市東区)で導入をして、現在までに23店舗でおよそ2500台が稼働しているんです!

 

主に九州なのですが、2020年7月3日にリニューアルオープンをした、スーパートライアル長沼店(千葉県)にて、関東初として、レジカートが導入されています!

 

そして、トライアルグループ以外での導入も少しずつ進んでいますよ。

 

リテールパートナーズ(山口)傘下で食品スーパーを展開する丸久(山口)が、このレジカートを実験的に導入したようです。

 

そして、福岡県北九州市小倉区の「アルク到津」では、2020年7月9日から3ヶ月の運用実証実験の後、本格的に導入をしているようです。

 

3ヶ月運用実験にて、利用率目標の20%に達したようで、レジ1台分の利用効果など、良い面がたくさんあったみたいですね!

 

そして、今後オープン予定の新店舗では、レジカートシステムを全面導入していくと発表しています!(アルク到津では、電子マネー「マルクカード」を使用します。)

 

これからどんどん増えていきそうな予感です!

 

スマートショッピングカートの使い方は?

 

トライアルでの使い方をご紹介しますので、参考になればいいなと思います!

 

まず、トライアルには、「トライアルプリペイドカード」というカードが存在します。これに、店内端末か、サービスカウンターでチャージをしておかないといけません。

 

これは、200円で1ポイントつくので、その点を見てもお得ですね!

 

後は、カートを押しながら購入したい商品のバーコードを、付属しているバーコードリーダーなどにかざして、カゴに入れていけばいいんです。

 

バーコードなしの生鮮品や、青果、果物などは、タッチパネルから「バーコードのない商品」を選ぶだけで完了です。

 

わからない場合や商品がない場合は、係員が入力をしてくれるので安心ですよ!

 

余裕がある時は、付属してあるタブレットを見て、クーポンの確認や、献立、広告の品を確認してみると、お得な情報を得ることができるそうです。

 

タブレットにて、買い忘れがないか確認すると便利です!

 

買いたいものが全て揃ったら、クイックゲートに向かいます。クイックゲートは今はまだ有人のゲートになっています。

 

そこで係員が目視でカートの中を確認します。購入金額と、カートの量を確認するんですね。

 

お会計はその時、ゲートにつけられたセンサーでプリペイドカードを確認して、自動で清算してくれます。

 

あとは、車に行くだけです。なので、買い物を始めるときにマイカゴやカゴバックを使っておくと、そのまま袋に詰めることもなく、車に行けるのでとても便利なんだそうですよ!

 

スマートショッピングカートのメリットは?

 

では、スマートショッピングカートを使った(導入した)ときのメリットについてまとめてみました。

 

まず、お客側のメリットです。

 

・買い物時間の節約になる。

・レジの行列を避ける、並ばなくてよくなる。(現在、レジ待ちが75%減少したという結果がでています。)

・買い忘れがないように確認がしやすくなる。

・広告をその場で確認できる。(購入リストから、お客の欲しいものを見て広告を出してくれる。)

タブレットに入っているクーポンでお得に買える。

・非対面、非接触

 

大まかにリストアップしても、これだけで使いたいと思える内容ではないでしょうか?

 

そして、お店側のメリットです。

 

・有人レジの減少により人件費の減少。(現在20%減少の結果が出ています。)

・人材確保の負担軽減、人手不足の対策ができる。

・買い物点数のアップ。(現在35%アップしたという結果が出ています。)

・来店頻度アップ(13.5%アップしたという結果が出ています。)

・お客が購入する順番がわかるので、レイアウトなどに役立てることができる。

・非対面、非接触

 

というところです。お互いに、メリットを感じることができるシステムになりそうですね!

 

このレジカートでの購入データは、トライアルだけで独占せず、取引先260社と共有(オープンリノベーション)して、在庫の動きを把握できるシステムになっています。

 

販売促進や、マーケティングの改善に役立ちます。売れない物をずっと置いているより、売れている商品や、欲しい商品を置けるようになれば、お客側としても嬉しいですよね。

 

そして、レジカートと一緒に導入しているのが、「リテールAIカメラ」などと呼ばれるAIカメラです。

 

これは、防犯カメラとは別に店内の、天井や棚にたくさん設置してあります。

 

おもな役割は、欠品状況・品薄商品の確認などです。効率的な補充作業などに役立ちます!「この在庫ありますか?」と確認する機会が減るのは、人見知りの私にとって好都合です。

 

スマートショッピングカートって他には?

 

他にも買い物が楽になるシステムを少しだけ紹介させてください。

 

イオンリテールから「どこでもレジゴー(レジゴー)」というシステムがあります。お客自身が貸出用の専用スマホでバーコードをスキャンして、専用レジで会計をするというものです。

 

これは、ショッピングカートではないですが、レジの行列の大幅な減少が期待できるシステムのようです。

 

自分のスマホでもできるようになりそうなので、こちらも期待できます!

 

海外では、「Caper」という、3つのカメラと5つのセンサーで、商品をカゴに入れるだけで商品を特定てくれるショッピングカートがあります。

 

それと、「Amazon Dash Cart」というスマートショッピングカートもあります。こちらもカメラとセンサーがついているので、カゴに入れるだけでOKです!

 

買い物袋を2つまでセッテングできるので、専用ゲートを進めばすぐに帰ることができます。とっても便利ですよね!

 

このAmazon Dash Cartは、2016年にスマートストア「Amazon GO1号点」をシアトルにオープンしたあと、4都市、20数店舗まで拡がっているそうです!

 

生鮮食料品も2020年2月から「Amazon GO Grocery」というところで導入が開始されてるみたいなので、導入店舗が増えることが期待されます!

 

それぞれに新しく、海外ではもっと進んだ新しい買い物のやり方が広がっていきそうです。

 

まとめ

 

トライアルの子会社、Retail AIの代表取締役社長である、永田さんは、コロナの前までは「買い物体験を変えた方がいい」と自分を信じて努力をしてきたそうです。

 

それがコロナになり、「変えなければならない」という意識に変わったと言います。

 

「人のために何か・・」と考え続けたことが、結果的に多くの人を助ける大きな一歩になったのではないかと感じました。

 

スマートショッピングカートは全国に普及まで少し時間がかかりそうですが、安心・安全・便利な買い物なんて、夢のようなスマートショッピングカートの内容でした!

 

スマートショッピングカートの普及が進んでいくことを陰ながら応援したいと思いました!